【2016年5月26日にNPO法人 気張る!ふるさと丹後町とUber Japanが共同で発表したプレスリリースを以下に掲載します。】
【プレスリリース】
NPO法人 気張る!ふるさと丹後町、 Uberのシステムを活用し
日本で初めてICTを用いた公共交通空白地有償運送
(通称:ささえ合い交通) を京都府京丹後市 にて開始
〜国土交通省の定める法定要件を備えた運転者と登録済み自家用自動車が、
交通空白地の移動を支援〜
NPO法人 気張る!ふるさと丹後町(京都府京丹後市、理事長 村上 正宏)は、「公共交通空白地有償運送」 (通称:「ささえ合い交通」)を本日より開始します。本取り組みは、日本で初めて、Uber (本社:Uber Technologies社(米国カリフォルニア州)/日本(Uber Japan株式会社):東京都渋谷区、執行役員社長 髙橋 正巳、以下: Uber)のアプリベースのICTシステムを活用します。「ささえ合い交通」は、道路運送法第78条第2号に基づいて、法定要件を備えた運転者と登録済みの自家用自動車が、交通空白地における交通ニーズにこたえるサービスです。
NPO法人 気張る!ふるさと丹後町は、次のように考えています。「京丹後市丹後町域では、平成20年にタクシー事業者が撤退し、地域交通の課題を解決するため、 当法人では京丹後市の委託を受けて、平成26年から市営デマンドバスを運行しています。しかし、デマンドバスの利用には事前予約が必須であり、乗車できる曜日や地域が限られているなど、過疎化・高齢化が進み、ドアツードアの交通需要が高まる住民からは、更なる地域交通の充実を望む声が上がっていました。 この度、丹後町内から京丹後市内のどこにでも、移動したいときにいつでも移動できる「ささえ合い交通」を導入することにより、地域住民の利便性を向上し、持続可能な運行方法を確立します」
また、近年京丹後市では、海外からの観光客の誘致にも力を入れていますが、現在の公共交通では言語の問題や現金のみの対応などの課題がありました。そこで、45言語に対応し、クレジットカード決済機能を持つ Uberのアプリを活用した「ささえ合い交通」を導入することにより、外国人旅行者の京丹後市における交通の利便性の向上を図ります。
UberのアプリベースのICTを活用した輸送サービスである「ささえ合い交通」を通して、地域の交通課題を解決するだけではなく、住民が生き生きと生活し、地域経済や国際交流が活性化することを通し、地方創生、観光立国実現への寄与を目指します。
<「ささえ合い交通」の概要>
● 運行日: 2016年5月26日よりスタート。運行は年中無休(毎日)
● 運行時間: 8:00 – 20:00
● 運賃*: 最初の1.5kmまで480円、以遠は120円 / km加算
● 対象者: 地域住民の方、観光客など
● 乗車できる地域: 京丹後市丹後町
● 降車できる地域: 京丹後市全域
● 利用方法: App StoreまたはGoogle Playストアにて、Uberのアプリをダウンロードし、ご登録をいただければ、ご利用いただけます。
<5月中は特別に、利用者負担無し*で「ささえ合い交通」をご利用頂けます>
*アプリご登録時に、プロモーションコード「kyotango」とご入力ください。5月中は、初回から5回までの乗車に限り、1回あたりの乗車料金が5,000円以内の場合、Uberが運賃を負担します。
投稿者: Keiko