Uber のプライバシー通知
I. はじめに / II.概要 / III.データの収集と利用/ IV.選択肢と透明性 / V. 法的情報
I. はじめに
Uber はサービスを利用する方々の個人情報をお預かりします。お預かりした個人情報の取り扱いには細心の注意を払っております。個人情報の保護においては、Uber のプライバシーに対する取り組みについてユーザーの理解を深めることが前提となります。 本通知には、Uber が収集する個人データ(「データ」)、収集した情報の利用方法と共有方法、当該データに関するユーザーの選択肢が記載されています。これと併せて、Uber の個人情報保護方針の概要をお読みいただくことをお勧めします。この概要には、Uber のプライバシーに対する取り組みについての要点や、Uber が収集する情報とその使途についての要旨がまとめられています。 |
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II. 概要
A. 範囲本通知は、Uber のアプリ、ウェブサイト、その他のサービスを利用する世界中のユーザーに適用されます。 |
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本通知では、Uber とその関連会社がデータをどのように収集し、利用するかについて説明します。本通知は世界中のすべての Uber ユーザーに適用されます。ただし、Uber Freight、Careem、Uber(韓国)など、別個のプライバシー通知が適用されるサービスを利用する場合を除きます。本通知の具体的な適用対象は次のとおりです。
本通知は、Uber によるその他の自社サービスに関連するデータの収集にも適用されます。収集される可能性のある情報の例として、Uber Eats または Postmates プラットフォームを利用するレストランや販売業者のオーナーまたは従業員の連絡先情報、法人利用者が所有するアカウントを管理および使用する人の連絡先情報、またはドライバー登録や配達パートナー登録を始めた後に手続きを完了しなかった人のデータなどが挙げられます。 本通知の対象となる個人は、本書内で「ユーザー」と総称します。 Uber のプライバシーに対する取り組みは、Uber が事業を展開する地域における適用法の対象です。したがって、特定の国や地域においては、該当する地域の法律で認められる場合に限り、本通知に記載されている利用方針を実施します。 上述の内容に加えて、次の点に留意してください。
特定の国や地域における Uber の取り組みについてのご質問は、こちらからお問い合わせください。 |
III. データの収集と利用
A. Uber が収集するデータUber は次のようなデータを収集します。
Uber が収集するデータの概要とその使途については、こちらをご覧ください。 |
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Uber は各提供元から次の種類のデータを収集します。 1. ユーザーから提供された情報。これには、以下が含まれます。
2. サービスの利用中に作成されたデータ。これには、以下が含まれます。
3. 他の提供元からのデータ。次のような方法です。
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B. Uber におけるデータの使途Uber は、移動手段、配達、その他の製品やサービスの信頼性と利便性の向上を目的として、データを使用します。また、以下の目的においてもデータを使用します。
Uber が収集するデータの概要とその使途については、こちらをご覧ください。 |
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Uber は、次の目的において収集したデータを使用します。 1. Uber のサービスを提供するため。Uber は、Uber のサービスを提供、パーソナライズ、維持、改善するためにデータを使用します。
Uber は、ユーザーとの契約の条件を履行するために必要であること、そのような用途に適合すること、または Uber およびそのユーザーの正当な利益という目的において必要であることを理由として、上述の活動を実施します。 2. 安全、不正防止、セキュリティ。 Uber は、Uber のサービスおよびユーザーの安全、安心および完全性の維持に役立てるためにデータを使用します。これには、以下が含まれます。
上述の不正行為や危険運転の防止および検出活動は、適用法に基づいてプロファイリングと見なされることや、ユーザーのアカウント無効化(通常は人間による審査後のみ)につながることがあります。上述の活動について異議を申し立てる方法については、後述の「選択と透明性」を参照してください。 3. カスタマーサポート。Uber は、収集した情報(通話記録、チャットログ、アプリ内の音声記録、ドライブレコーダーの録画を含む場合があります)を、ユーザーの懸念事項の調査と対処、カスタマーサポートの対応とプロセスの監視と改善などの、カスタマーサポートを提供するために使用します。 4. 調査と開発。Uber は分析、機械学習、製品開発、調査、テストにデータを使用します。これにより、Uber のサービスがより便利で使いやすいものになり、サービスの安全性とセキュリティが強化され、新しいサービスや機能が開発できるようになります。 5. ユーザー間の通信を可能にするため。たとえば、ドライバーは、乗車場所を確認するために、乗客にテキストメッセージ(SMS)を送信したり、電話をかけたりすることができます。また、乗客は遺失物を受け取るためにドライバーに電話をかけることができ、レストランパートナーや配達担当者は、注文に関する情報を伝えるため、注文品受取人に連絡できます。 6. マーケティングと広告。Uber は(ゲストユーザーのデータ以外の)データを使用して、自社および Uber パートナーのサービスに関するマーケティングを実施します。 具体的には、アカウント、おおよその位置情報、機器および使用状況のデータ、言語の選択、乗車や注文の履歴を使用して、実測または推定に基づくユーザーの位置情報、関心および特性(推定される性別*を含む場合があります)に基づいてパーソナライズされた広告およびマーケティングコミュニケーションを提供します。 これには、当該データを次の目的に使用する場合が該当します。
また、Uber のアプリでは提供されないサードパーティ製品の広告も表示します。これらの広告には、第三者のアプリまたはウェブサイトへのリンクが含まれている場合があります。ユーザーは、そのようなアプリまたはウェブサイトにアクセスする際の当該第三者によるデータの収集および使用に関する情報について、当該第三者のプライバシー通知を参照する必要があります。 また、その時点におけるユーザーの配車または配達の依頼に関するデータ(依頼時刻や依頼したサービスなど)に基づいてパーソナライズされた広告を提供します。たとえば、ユーザーがスーパーマーケットへの配車を依頼した場合、そのスーパーマーケットで提供している可能性がある第三者の製品に関するアプリ内広告が表示されることがあります。 Uber のアプリ内で、または自社サービスに関連して表示される Uber の広告および第三者の広告の効果も測定します。 Uber は、Uber または Uber のパートナーが提供するサービスや機能についてユーザーに知らせるという Uber の正当な利益のために必要であるという理由で、上述の活動を実施します。マーケティングと広告において Uber が使用する個人データの制限に関するユーザーの選択肢については、「選択と透明性」および「マーケティングおよび広告に関する選択肢」の項をご覧ください。 7. マーケティングを目的としない連絡。Uber は、Uber またはそのパートナーのサービスや製品のマーケティングを目的としないアンケート調査その他の通信を送信するために、データを使用する場合があります。また、Uber では自社のサービスに関連する選挙、投票、国民投票、およびその他の政治過程についての通知をユーザーに送信することがあります。例として、Uber は投票法案またはユーザーの地域における Uber サービスに関する審理中の法律についてユーザーに通知しています。 8. 法的手続きと要件。Uber は、自社サービスの利用に関連する申し立てや紛争を調査するため、またはそれに対処するため、適用される法律、規制、運営ライセンスまたは契約、保険契約に基づく要件を満たすため、または法執行機関からの法的手続きや政府の要請に応じて、データを使用します。 |
C. Cookie と第三者の技術Uber とそのパートナーは、本通知およびUber の Cookie に関する通知に記載された目的において、アプリやウェブサイト、メール、オンライン広告で Cookie および他の ID 識別技術を使用します。 |
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Cookie とは、ウェブサイト、アプリ、オンラインメディア、広告によってブラウザや機器に保存される小さなテキストファイルです。Uber は、次のような目的において、Cookie および類似するテクノロジーを使用します。
また、Uber は他社に対して、オーディエンス測定や分析サービスを Uber に提供すること、当社に代わって他社製品やサービスの広告をインターネットや Uber のアプリで配信すること、それらの広告効果について追跡や報告を行うことを許可する場合があります。上述の企業は、ユーザーによる Uber サイトへのアクセスやサービスの利用、また他のオンラインサイトやサービスへのアクセスに際して、ユーザーの機器を識別するために Cookie、ウェブビーコン、SDK、その他のテクノロジーを使用することがあります。 このセクションに記載されている Cookie およびその他のテクノロジーの使用に関する詳細については、Cookie に関する通知を参照してください。 |
D. データの共有と開示Uber のサービスや機能の中には、他のユーザーとの情報共有が必要なもの、またはユーザーの依頼や同意に応じて情報共有が必要なものがあります。また、Uber は法律上の理由から、または請求や紛争に関連して、当該データを Uber の関連会社、子会社およびビジネスパートナーと共有する場合もあります。 |
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Uber は、以下のようなデータを共有することがあります。 1. 他のユーザーとの共有 これには次の情報の共有が該当します。
2. ユーザーの要求による、またはユーザーの同意がある場合の共有
3. Uber の子会社および関連会社 4. Uber のサービス提供者およびビジネスパートナーとの共有
5. 法的理由または紛争発生時の共有 6. 同意に基づいた共有 |
E. データの保持と消去Uber は上述の目的において必要とされる期間内で、ユーザーのデータを保持します。ユーザーは Uber のアプリやウェブサイトを通じてアカウントの削除を要求できます。 |
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Uber は上述の目的において必要な限り、ユーザーのデータを保持します。これはデータの種類、データに関連するユーザーのカテゴリー、当社がデータを収集した目的、後述する目的においてアカウントの削除要求後にデータを保持する必要性があるかどうかによって異なります。 たとえば、Uber は場合に応じて次のような期間にわたってデータを保持します。
ユーザーは、Uber アプリの [プライバシー] メニューから、または Uber のウェブサイト(乗客と注文品受取人はこちら、ドライバーと配達担当者はこちら、ゲストのチェックアウトユーザーはこちら)から、アカウントの削除を依頼できます。 |
IV. 選択と透明性
Uber を利用するユーザーは、以下を介して Uber が収集するデータにアクセスおよび/または管理することができます。
Uber では、ユーザーが自分のデータへのアクセスやデータのコピーをリクエストしたり、アカウントの変更や更新を行ったり、アカウントの削除をリクエストしたり、Uber がユーザーデータの処理を制限するよう要求したりすることもできます。 |
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1. プライバシー設定
2. 機器データへのアクセス許可 3. アプリ内の評価ページ 4. マーケティングおよび広告に関する選択肢
5. ユーザーデータの開示要求 Uber の個人データの処理に関する質問やコメントを把握・管理・送信をするためのさまざまな方法を Uber はユーザーに提供しています。以下に示す方法のほか、ユーザーは Uber のプライバシーに関する問い合わせフォーム(乗客および注文品受取人はこちら、ドライバーおよび配達パートナーはこちら)からもデータの開示請求を送信できます。
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V. 法的情報
A. データ管理者およびデータ保護責任者Uber Technologies Inc. は、他の Uber 関連会社との共同管理者である場合を除き、Uber のサービスの利用に関連して全世界で処理されるデータの管理者です。 |
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Uber Technologies Inc.(以下「UTI」)は、Uber のサービスに関連して全世界で処理されるデータの管理者です(ただし以下を除きます)。
ユーザーは、個人データに関する自らの権利(乗客および注文品受取人はこちら、ドライバーおよび配達パートナーはこちら)について、その行使を要求できます。 ユーザーは https://uber.com/privacy-dpo から Uber のデータ保護責任者に連絡するか、郵便で Uber B.V.(Burgerweeshuispad 301, 1076 HR Amsterdam, The Netherlands)に連絡することにより、Uber による個人データの処理に関する問題や、データ保護に関する自らの権利について問い合わせることもできます。 |
B. データ移転に関する法的枠組みUber は世界各国で事業を展開し、ユーザーデータの処理を行っています。当社はデータの移転に関して適用される法的枠組みを遵守します。 |
Uber は世界各国で事業を展開し、ユーザーデータの処理を行っています。その結果として、適用されるデータ保護法がお住まいの地域と異なる可能性のある米国などの国々で、ご自身の個人データが処理されることがあります。 これには、米国にある Uber のサーバーでユーザーのデータを処理することや、以下の目的においてユーザーのデータを各国に転送すること、またはそのデータにアクセスできるようにすることが含まれます。
Uber は、ユーザーの居住地、個人データが処理される場所、またはその処理を誰が行うかにかかわらず、ユーザーの個人データを保護することに努めます。これには、ユーザーデータの保護を目的とした、以下の包括的な対策の実施が含まれます。
EEA、英国、スイスからユーザーデータを移転する場合、Uber は、ユーザーとの契約を履行する必要性、同意、移転先の国に関する適切性の判断(こちら、こちら、またはこちらで確認できます)、および欧州委員会が採択した標準契約条項(英国とスイスについては承認された同等の条項)などの移転メカニズム、ならびに EU・米国間データプライバシーフレームワーク(「EU・米国間 DPF」)、英国向け拡張版の EU・米国間 スイス・米国間 DPF に従い、データプライバシーフレームワーク(「スイス・米国間 DPF」)などの米国商務省が定める移転メカニズムに基づいて行われます。このような移転後も、当該データは GDPR またはそれに相当する規制の対象となります。ユーザーは上記について Uber に問い合わせるか、該当する標準契約条項の写しを請求することができます(乗客および注文品受取人はこちら、ドライバーおよび配達パートナーはこちら)。 UTI は米国商務省に対し、(1) EU・米国間 DPF に準拠して EEA 加盟国から受領した個人データおよび EU・米国間 DPF の英国向け拡張版に準拠して英国(およびジブラルタル)から受領した個人データの処理に関する EU・米国間データプライバシーフレームワークの原則、ならびに (2) スイス・米国間 DPF に準拠してスイスから受領した個人データの処理に関するスイス・米国間データプライバシーフレームワークの原則を遵守していることを証明しています。本通知と上述の原則の間に矛盾がある場合は、原則を優先するものとします。EU・米国間 DPF またはスイス・米国間 DPF が無効となった場合、Uber はこれらの認証対象となるデータを、上述した別のデータ移転メカニズムに準拠して移転します。 次の点に留意してください。
EU・米国間 DPF およびスイス・米国間 DPF の詳細はこちらをご覧ください。また、認証の対象となるデータの範囲など、Uber の認証についてはこちらをご覧ください。 |
C. 本プライバシー通知の更新Uber は本通知を更新する場合があります。 |
Uber は本通知を更新する場合があります。大幅な変更が行われる場合、Uber アプリまたはその他の手段(メールなど)を介して、あらかじめ変更内容をユーザーに通知します。Uber の個人情報保護方針に関する最新情報については、本通知を定期的にご確認いただくことをお勧めします。 更新後にサービスを利用することにより、法律により認められた範囲内で、更新後の通知に同意することになります。 |
Uber は EEA、英国、またはスイスにおいて、アスタリスク(*)が付いているデータの収集または使用を行いません。 |
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